原型:Nassy
IDFのセンチュリオン、ブレイザー装着型です。
正式にはSho't Kal Daletと言うようです。
ベングリオンの方が通りが良いみたいですが、イスラエルではそうは呼んでなかったみたい。
1973年の第4次中東戦争の戦訓から、爆発反応装甲(ERA)を装着したタイプです。
いかにも重防御な印象を受けますが、思ったほど追加の部分は多くなく、
同様の改修を受けているM48なんかと比べると、ERAの装着箇所は限られています。
やっぱり雑具箱があるのが効いているんでしょうか?
単に性能限界がM48より低いだけかも知れませんが…
M48はまだ戦車として使われているのに、こっちはもうカンガルー化されちゃってますしね。
キットは、前回のセンチュリオンからのバリエーションです。
改修に伴って素のセンチュリオンのバランスを整えてから追加部品をつけています。
この改修点は前作の次回生産分にもフィードバックさせられないかなーと思ってます。
それと今回カラーレジンで抜いてみました。
結構良い色です。砲塔に機銃が載っている方は成型色を生かして塗装してみました。
基本塗装が省けるとホントに楽です。転輪と履帯を塗ったらすぐウェザリング。
あんまり楽なんでランナー部分で機銃(M1919かな?)を作ってみたというわけです。
ランナー流用なんで機銃架も成型色を生かせます。
第10回Project144にて販売開始。